水分の取りすぎが肥満の最大原因

水は体を冷やすので、水分が多い人は体温が低い。
体温を測らずに冷えているかどうかを確かめるには、体の中心である「お中=腹」を手の平で触ってみるとよい。
冷たければ冷えている人である。
たとえ顔がのぼせたり、手足がほてる人であっても、腹が冷たければ、冷えている人ということができる。

水分を摂り過ぎると種々の弊害・不調が起こる

「水はノンカロリーだからいくら飲んでも太らない」と、ダイエットの本などによく書かれている。
また「日本人の死因の2位と3位が心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症だから、血液をサラサラにするために、できるだけ多くの水分を摂るように」との指導もなされている。

さらに「水は運気を高めるのですめにしっかり摂るように」とおっしゃる学者もおられる。しかし、漢方医学的にみると、いずれにも「?」がつく。


水は確かに生命にとって空気の次に大切なのではあるけれども、「過ぎたるは及ばざが如し」のことわざ通り、やはり摂り過ぎると体に有害になる。
雨も降りすぎると水害が起こるし、植物に水をやり過ぎると「根腐れ」を起こすのと同じでもある様だ。
さらに大きな弊害や不調をもたらすことは明白だろう。

「寝冷え」すると「下痢(水様便)」をして「腹痛」を訴えることはよくあるし、「冷房の効いた部屋に入ると頭痛がする」(冷→痛)という人も多い。
また「雨(=水)」にぬれると「冷える」(水→冷)し、「雨(=水)」が降ると神経痛や腰痛がひどくなる(水→痛)、という話もよく聞くだろう。

これらのことから、「冷」「水」「痛」の三者はお互いに関連しているということがわかる(図表7参照)。
人類の平均体温は8・5~9・0てとされており、それより1で体温が下がると免疫力は8%以上低下する。ガン細胞も8%で一番増殖するとされる。

1日のうちで体温も気温も最低になる午前3時から5時は、死亡率が最高であるし、喘息の発作や異型狭心症の発作なども起こりやすい。

さらに不眠症の人が覚醒するのもこの時間帯である。「つまり、体温が低くなることは、人間の健康・生命にとって、由々しき問題なのである。

したがって体温や気温が下がると、自分の体を守るために、冷やす要因のひとつである「体内の余分な水分」を外に捨てて、体を温めようとする。
それが、以下の症状である。

下痢(水様便)


胃腸の余分な水分を体外に捨て、体を温めようとする反応。だから、冷たいものを摂り過ぎたり寝冷えをすると、よく下痢をする。

嘔吐(胃液という水分の排泄)

偏頭痛持ちの人(冷え性や、水分を多く飲む人、または尿の排泄の少ない人に多い)が、あまりに痛みがひどくなると嘔吐することが多いのも、胃液という水分を排泄して、体を温め、偏頭痛を治そうとする反応である。
昔は「寝汗」は結核の時の特徴的症状とされていたし、今でも西洋医学では寝汗は体力が落ちるガンなどの重篤な病気が潜んでいる時に起きる、と考えられている。

しかし、そうとばかりはいえない。
寝汗は体温・気温が1日のうちで最低になる午前3時から5時にかく人が多い。
これはまさに余分な水分を捨てて、体を温め、免疫力を高めようとする反応に他ならない。
体温が1上昇すると、免疫力は5~6倍になる、とされているのだ。

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